【厳選】クワガタ飼育の温度管理におすすめなツール3選！知らなきゃ絶対に後悔します

そのような方に向けて、クワガタの温度管理におすすめなツールを6つ紹介いたします。

私は常時クワガタを８種類、幼虫を100頭以上飼育しており、日々クワガタのブリード経験を積んでおりますので、安心して記事をご覧になってください。具体的な飼育種が気になる方は私のプロフィールをご覧ください。

結論、３つの商品の中でも以下の２つの温度管理ツールが圧倒的におすすめです。

この２つの商品がおすすめな理由は３つあります。

• 真夏、真冬でも温度が一定に管理できるように、冷暖房機能が付いているから
• 温度を一定に保つための制御機能が備わっているから
• 何よりも一般的な6畳用のエアコンを用いるよりも消費電力が少なく、電気代が安価でありながら、購入費用も安いから

この２つの商品がおすすめな理由をより詳しく知りたくなってきましたよね？

それでは、詳しい説明に入っていきましょう。

温度管理ツールの必要性

成虫飼育の時

18℃～22℃	22℃～25℃
ドンキエールコクワガタ	スマトラオオヒラタ
ネパールコクワガタ	パラワンオオヒラタ
ウオードコクワガタ	ダイオウヒラタ
ラティオキナティブスコクワガタ	アルキデスヒラタ
ウエストウッディオオシカクワガタ	本土ヒラタ
ヨーロッパミヤマクワガタ	スジブトヒラタ
ウェムケンミヤマクワガタ	ダイトウヒラタ
ロンドンミヤマクワガタ	ヒマラヤコクワガタ
国産ミヤマクワガタ	本土コクワガタ
ミクラミヤマクワガタ	ヤエヤマコクワガタ
アマミミヤマクワガタ	国産オオクワガタ
アザンブレイクビボソツヤクワガタ	シェンクリングオオクワガタ
アンタエウスオオクワガタ	ホペイオオクワガタ
	グランディスオオクワガタ
	ムシモンオオクワガタ
	ギラファノコギリクワガタ
	本土ノコギリクワガタ
	トカラノコギリクワガタ
	ニジイロクワガタ

まずは、”低温種”のクワガタを飼育する際に、温度管理ツールが必要になります。一般的に、22℃以下で飼育するクワガタは”低温種”に位置付けられます。国産種であれば、ミヤマクワガタが該当します。また、外国産の人気種であればアンタエウスオオクワガタが該当します。

エアコンでは中々22℃以下の環境を作ることは難しいですし、電気代も馬鹿になりませんよね？

そのような時にワインセラー等の音素管理ツールが活躍します。

それ以外にも、真夏の際は、室温が28℃以上になりますよね。一般的にクワガタは28℃以上の高温には耐えられません。最悪の場合、亡くなってしまいます。

そのような場面で、ワインセラーやポータブルエアコンが活躍します。

♂♀の羽化ズレを調整する場面

一般的にノコギリクワガタ系は、羽化するまで♀が早くて6か月、♂は早くても1年かかります。この羽化時期がズレることを”羽化ズレ”と言います。

この羽化ズレはクワガタを累代させるためには致命的で、♂が羽化してくる時にはすでに♀が寿命を迎えてしまい、産卵することができずに累代が途絶えることは良くある話です。

その羽化ズレを防ぐために、♀をワインセラーで16度以下で管理をし、活動開始を遅らせる方法が良く取られます。こうすれば、♀の活動時期に合わせて、新たに♂を購入する無駄なコストを削減することができます。

幼虫を低温でじっくり飼育する場面

クワガタブリーダーであれば。誰しもが目指しているのが”大型個体を育て上げる”ことだと思います。

そのためには、幼虫を低温でじっくりと育てたり、クワガタの種類に応じて、緻密な温度管理が重要になります。

このような時に、ワインセラーやポータブルエアコンが大活躍します。

もし、幼虫の管理方法について、より詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。

温度管理ツールに必要な機能

冷暖機能

日本には夏もあれば、冬もあります。そのため、クワガタの飼育温度を１年中保つためには「冷暖機能」が必須です。

冷房機能のみが付いたものは、夏しか使用できませんし、暖房機能のみが付いたものは冬場しか使い物になりません。

そのため、温度管理ツールを購入するのであれば、必ず冷暖機能の付いたものを購入するようにしましょう。

温度制御機能

クワガタは、温度に非常に敏感な生き物です。特に低温種は22℃以上になると、たちまち弱ってしまい、最悪の場合無くなってしまいます。

幼虫の場合も同様です。そのため、18℃～25℃の温度の範囲で温度を一定に保つことができる制御機能が備わったものを購入するようにしましょう。

おすすめな温度管理ツール3選

ワインセラー

特徴👉冷蔵機能に加えて、保温機能も搭載した画期的なワインセラー。一般的なワインセラーは、冷却機能しか備わっていないものが多いですが、PlusQ製のワインセラーは保温機能が備わっております。

そのため、夏場だけでなく、冬場でもクワガタを一定の温度下で飼育できるのが大きな特徴です。飼育ケース 小×18個もしくは800mlボトル×39本を収納できるため、たとえ飼育数が増加したとしても十分に収納することができます。

PlusQ製のワインセラーには、そのほか15本・31本・51本のワインが収納できるようなワインセラーも販売しております。そのため、自身が飼育しているクワガタの数に応じて、お好みのサイズを選択することができます。

特に、ワインセラーは22℃以下で管理しなければいけない”低温種”のクワガタを飼育している方にとっては必須アイテムです。

ポータブルエアコン

特徴👉冷暖機能を搭載したポータブルエアコン。通常のエアコンは、設置のために工事費用が掛かるが、このエアコンはコンセントに差し込めばどこでも使用できることが大きな特徴。また、温度調節機能が付いているため、緻密な温度管理が可能。

何よりも、一般的な6畳用のエアコンよりもランニングコストが安い上に、購入価格が安いことです。

例えば、私の住んでいる地域の電気代で計算すると、エアコンを使用した場合は458円/日なのに対して、ポータブルエアコンは398円/日となります。そのため、総合コストからしても、通常のエアコンよりもポータブルエアコンを選ぶことの方が賢いということになります。

この商品のおすすめの使い方はワインセラーと併用することです。

ポータブルエアコンの設定温度を25℃に設定して、"低温種以外"のクワガタを管理し、低温種や幼虫はワインセラーで22℃以下で管理すれば、すべてのクワガタを管理することができます。

冷やし虫家

特徴👉冷暖房機能が備わったクワガタ専用の収納ケースです。冷却方法は”ペルチェ式”を採用しているため、周囲の温度によって、ケース内の温度が左右されてしまうのが特徴。

そのため、もし冷やし虫家を使用する場合は、ポータブルエアコンを併用して、周囲温度を一定に保つことが必須になります。

ペルチェ式は一般的にワインセラーの冷却方法としても、良く採用されております。もし、ペルチェ式についてより詳しく知りたい方は、下の記事をご覧ください。

その他の温度管理ツールの紹介

パネルヒーター

特徴👉パネルヒーターは昆虫以外に、爬虫類の飼育にも良く使用されます。パネルヒーターは温める機能しかないため、冬場のクワガタ飼育にのみ活躍します。

パネルヒーターは局所的にしか、温めることができないため、発泡スチロール箱の底にパネルヒーターを設置し、箱の中にクワガタの飼育ケースを入れて温度管理をしなければいけません。

そのため、クワガタの飼育数が非常に少ない方にはおすすめな商品となっております。

まとめ

それでは、最後にこの記事の内容をまとめます。この記事では、以下の２つのおすすめ商品を紹介しました。

この２つの商品がおすすめな理由は以下の３点です。

• 真夏、真冬でも温度が一定に管理できるように、冷暖房機能が付いているから
• 温度を一定に保つための制御機能が備わっているから
• 何よりも一般的な6畳用のエアコンを用いるよりも消費電力が少なく、電気代が安価でありながら、購入費用も安いから

温度管理ツールを使えば、クワガタ飼育の幅が広がり、より多くの種類のクワガタ飼育を楽しめる事間違いなしです！

是非、購入を検討してみてください。

その他、私のブログではクワガタ飼育関連の記事を多数発信しております。気になる方は下の記事をご覧ください。