【必見】アマゾンの産卵木でも生む！コクワガタの産卵セットの組み方

そのような方に向けて、実際にアマゾンで産卵木を購入して「コクワガタの産卵に成功させられるか」について検証すると共に、コクワガタの産卵セットの組み方について重要ポイントを絞って解説します！

重要なポイントは以下となります。

それでは、以下に実体験を交えながら詳しく説明していきます！

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必要な飼育用品

必要な用品は以下となります。

それぞれの使用目的を以下にまとめます。

飼育用品	目的
幼虫飼育マット	産卵木を水に浸す際に入れる時に使用。また、産卵木を埋めるために使用。加えて、気づかない間に産卵木から幼虫が出てきても幼虫が死なないようにするために使用。
水	幼虫飼育マットを、適度な水分量に調整するために使用
産卵木	コクワガタの♀に産卵してもらうために使用
バケツ	幼虫飼育マットを溶かした水に、産卵木を浸すために使用
大きなケース	幼虫飼育マットに水を加えて、水分量が均一になるように混ぜ合わせるための受け皿として使用
飼育ケース	クワガタ、加水済マットみおよび産卵木を詰めるために使用
ウレタンのスポンジ	クワガタの転倒防止用に使用。木でもよいが、木から菌が繁殖する可能性があり、産卵マットをダメにしかねないためお勧めしない
プロゼリー（高たんぱくゼリー）	♀は産卵のために体内のたんぱく質を消費するため、たんぱく質補給用にプロゼリーを使用

産卵セットの組み方

産卵セットを組む流れは以下の通り。

1. バケツに水と幼虫飼育マットを入れて良くかき混ぜる。水は、産卵木を沈めて全体が浸る程度でよい。
   　※幼虫飼育マットを水に混ぜるのは、産卵木のカビ発生を抑制するためです。
2. バケツに産卵僕を沈め、15分経過後に取り出す。
3. 取り出した産卵木の皮を残さず除去。皮を除去する際はヘラ等を使用するとよい。これで産卵木の準備は完了。
4. 産卵木を埋めるための幼虫飼育マットの準備をする。まず、大きなケースに幼虫飼育マットを入れる。（2L程度で十分）
5. 幼虫飼育マットに水を200ml程度入れて、水分が均一になるように良くかき混ぜる。
6. 水分が均一になったマットを飼育ケースに底から3cm程度の高さまで、固く詰める。
7. 固く詰めたマットの上に産卵木を入れて、その上に、残りのマットをかぶせる。かぶせたマットは少し手で押す程度に固めるだけでよい。
8. 最後に、転倒防止用のウレタンスポンジ、高たんぱくゼリー、高たんぱくゼリーおよびコクワガタ♂♀を投入して完成。

コクワガタの♂は温厚な性格で、♂と♀の喧嘩はほとんど起こりません。（少なくとも、私は見たり聞いたことがありません。）よって、♂♀を同居させっぱなしでも、問題はございません。もし、心配な方は、同居後1週間程度経過した後に♂を取り出してください。

飼育温度

産卵セットを組んだ後は、♂♀を飼育ケースに入れて、直射日光の当たらない部屋に１か月程度放置することとなります。コクワガタはミヤマクワガタ（低温種）のように、温度管理をシビアにしなくても特に問題はございません。しかし、あまりにも室温が高くなる（28度を超える）場合は♀が産卵しなかったり、最悪の場合、産卵した卵が星になります。我が家では26度前後で管理をしておりました。

産卵結果

産卵セットに♂♀を投入してから１か月経てば、図２のように産卵木の表面はボロボロになります。このように♀が産卵木の表面をかじった痕があれば産卵は成功です！実際に産卵木を割ってみると、図３のように幼虫が確認できました。結果として、13匹の幼虫が取れました！累代するには十分な数です。結果、アマゾンで購入した産卵木でもコクワガタは十分に産卵させられることがわかりました！今後も、是非アマゾン産の産卵木を活用しようと思ってます。

まとめ

最後に、コクワガタの産卵木の選定ポイント/産卵セットの組み方のまとめを記します。

是非、アマゾンさんを活用しながら賢く/安価にクワガタ飼育をしていきましょう！

その他、私のブログではクワガタ飼育関連の様々な情報を発信しております。気になる方は、下の記事をご覧ください。