【初心者必見】ホペイオオクワガタの産卵セットの組み方はこれで完璧！爆産確実な方法とは？

• 産卵一番（幼虫飼育マット）
• 水
• 飼育ケース　中サイズ
• 太目の産卵木（クヌギ、コナラ、植菌材）
• ヘラ
• プロゼリー（高たんぱくゼリー）

産卵一番は、楽天市場やAmazon、クワガタ専門店で購入できます！広葉樹を100%使用しており、産卵木から幼虫がこぼれても安心・安全な産卵マットです。ホームセンターでは取り扱っていないところが多いです...。少なくとも、私が住んでいる地域のホームセンターにはありませんでした。

飼育ケースは、楽天市場やAmazon、クワガタ専門店で購入できます！100均でも購入は可能ですが、空気穴が大きく、産卵木が乾燥してしまい、卵の孵化率が低下するため、おすすめしません。私は、コバエシャッターと呼ばれる飼育ケースを強くおすすめしています。必要最低限の空気穴が設けられていることに加えて、コバエが侵入しずらい構造になっており、非常におすすめです。

産卵木（クヌギ）は楽天市場、Amazon、クワガタ専門店、ホームセンターで購入できます！私がいつも使用しているものは楽天市場で購入したものです。品質も安定しており、固さもオオクワガタ系に最適なものばかりで、はずれがありません。

産卵木（コナラ）は楽天市場、Amazon、クワガタ専門店、ホームセンターで購入できます！私がいつも使用しているものは楽天市場で購入したものです。品質も安定しており、固さもオオクワガタ系に最適なものばかりで、はずれがありません。

植菌材は楽天市場、Amazon、クワガタ専門店で購入できます！私がいつも使用しているものは楽天市場で購入しております。クワガタ飼育をしている方ならば、だれもが知っている"DDA"さんが販売しているカワラ植菌材です。品質も良く、これまで購入してはずれが１つもない商品です。

ゴム手袋は楽天市場、ホームセンターで購入できます。100均でも購入できますが、クワガタ飼育に適しておりませんので、おすすめしません。なぜなら、厚手で繊細な作業ができないし、脱着がしずらいからです。それらをすべて解決してくれる商品がSHOWA製の”するっとタッチ”です。性能も良く、価格も330円と安価です。この商品について気になる方は下の記事をご覧ください。

プロゼリーは楽天市場やAmazon、クワガタ専門店で購入できます！プロゼリーは、どのクワガタでも食いつきが良く、迷ったらこれを選んでおけば大丈夫！と言われる商品です。

✓飼育ケースは小さなものを使うこと！
　飼育ケースは10cm×18cm程度の小さな飼育ケースでペアリングすることが秘訣です。その理由は、♂と♀の遭遇確率を高めて、交尾の確率を上げるためです。

✓暗い部屋でそっとしておくこと！
　ホペイオオクワガタは明るい環境を嫌いますので、部屋が明るいと土の中に潜りっぱなしになってしまいます。そのため、できるだけ暗い環境を作ってあげてください。もし、難しい場合は、段ボールの中に飼育ケースを入れる等の対応を検討してみてください。あとは、そっとしておくことです。ホペイオオクワガタは臆病な性格であるため、人の動きにも敏感に反応します。ペアリングが成功しているか気になる気持ちは十分にわかりますが、ペアリング成功のために1週間は触らずにそっとしておくようにしましょう。

✓飼育温度は25℃をキープ！
　ホペイオオクワガタは温度が低すぎると、活性が落ちます。そのため、最も活性が高くなる25℃に飼育温度をキープするようにしましょう。

✓プロゼリー（高たんぱくゼリー）をたくさん入れること！
　ホペイオオクワガタに限らず、クワガタは交尾の際に体内のタンパク質を多く消費します。そのため、タンパク質補給用のゼリーは多めに入れるようにしましょう。目安としては、1週間放置してもゼリーが無くならないように16gのゼリーを3個は入れるようにしましょう。

✓産卵木の柔らかさを爪で確認！
　まずは、ホペイオオクワガタに最適な産卵木の固さであるかどうかを確認しましょう。図のように爪で産卵木の表面を押してみて詰めの跡が残ればOKです。あまりにも固いものだと、♀のアゴで木を削ることができす、産卵することが不可能になります。一方であまりにも柔らかすぎると、♀が削りまくって♀の隠れ家として使われてしまうことになってしまいます。ただ、初心者にとっては木の選び方は非常に難しいですし、販売されている木を爪で押して確認できませんよね？その場合は、Amazonや楽天で販売されているクヌギ・コナラの産卵木（太目）を購入してください。特に楽天市場で扱っているものは品質も良く、はずれがありません。ちなみに、私の使用しているものは楽天で購入したものです。

✓産卵木30分間加水する
　重石を乗せて産卵木を水に30分間浸します。産卵木を浸し始めて間もない時は、産卵木から泡が出てきます。その泡が出なくなるまでしっかりと加水しましょう。太目の産卵木であれば30分間水に浸せば泡が出なくなります。加水が終わりましたら、取り出して次の工程に進みます。

✓産卵木の樹皮を剥がず
　産卵木の加水が終わりましたら、ヘラで樹皮を除去していきます。図のような樹皮の薄皮（濃いオレンジ色部）も丁寧に除去するようにしましょう。なぜなら、クワガタが樹皮をはがすための無駄な労力を使わせないようにし、産卵にのみ体力を集中的に使えるようにするためです。そうすれば、安定した産卵数を確保できます。

✓飼育ケースに幼虫飼育マットを入れる
　次に、飼育ケースに幼虫飼育マットを入れます。飼育ケース中サイズの底から４～５cm程度まで幼虫飼育マットを入れ、加水をします。おおよそ50ml程度の水で幼虫飼育マットを加水すれば十分です。幼虫飼育マットの加水状況の確認の仕方は、図のようにマットを強く握って塊になるかどうかです。

✓産卵木を飼育ケースに入れて、幼虫飼育マットの上に転がすだけ
　最後に、樹皮を剥いだ産卵木を飼育ケース内に入れて、幼虫飼育マットの上に転がせば完成です。プロゼリーも忘れずに入れるようにしましょう。♀は産卵する際に大量のタンパク質を消費するため、タンパク質補給用として高たんぱくゼリーを入れるようにしましょう。

✓植菌材の白い被膜と樹皮を剥がず
　まずは、植菌材を袋から出して、ヘラで「菌の被膜」と「樹皮」を除去していきます。図のような樹皮の薄皮（濃いオレンジ色部）も丁寧に除去するようにしましょう。なぜなら、クワガタが樹皮をはがすための無駄な労力を使わせないようにし、産卵にのみ体力を集中的に使えるようにするためです。そうすれば、安定した産卵数を確保できます。

✓飼育ケースに幼虫飼育マットを入れる
　次に、飼育ケースに幼虫飼育マットを入れます。飼育ケース中サイズの底から４～５cm程度まで幼虫飼育マットを入れ、加水をします。おおよそ50ml程度の水で幼虫飼育マットを加水すれば十分です。幼虫飼育マットの加水状況の確認の仕方は、図のようにマットを強く握って塊になるかどうかです。

✓産卵木を飼育ケースに入れて、幼虫飼育マットの上に転がすだけ
　最後に、樹皮を剥いだ産卵木を飼育ケース内に入れて、幼虫飼育マットの上に転がせば完成です。プロゼリーも忘れずに入れるようにしましょう。♀は産卵する際に大量のタンパク質を消費するため、タンパク質補給用として高たんぱくゼリーを入れるようにしましょう。

✓♂♀が未成熟
　クワガタは成熟しないと、交尾をしません。ホペイオオクワガタは羽化後エサを食べ始めて１か月経過すれば十分成熟している確率が高いですが、個体差により成熟に時間を要する場合があります。もし、羽化後間もない個体の産卵を試みている方は、♂♀が未成熟な可能性が高いため、１か月程度様子を見た後に、再度ペアリングをして産卵セットを組みましょう。ホペイオオクワガタは２年以上生きるので焦らなくても大丈夫です。

✓♂♀が未交尾
　基本的に成熟している個体であれば、１週間♂♀を同居させれば交尾済みの確率が高いです。しかし、産卵セットを組んで１か月経過しても産卵木をカジッた跡がなければ、再度ペアリングしましょう。ペアリングが終了したら、再度産卵セットに入れて産卵してくれることを願いましょう。

✓産卵木が♀の好みではない
　基本的にクヌギ・コナラ材であれば産卵してくれますが、まれにクヌギ・コナラ材を好まない♀がいます。その場合は、♀の産卵意欲を爆増させるために植菌材を使用するようにしましょう。私は、これで産まなかったことはないです。